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空き家率が過去最高の13.5% 治安や防災面での社会問題も

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空き家問題が深刻化

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【2014年7月30日】

総務省が29日に発表した2013年の住宅・土地調査の結果によると、全国の空き家数は過去最多の約820万戸(マンションなどの共同住宅の一室も含む)で、5年前の前回調査から8.3%増加していることが分かりました。空き家率も(総住宅数に占める割合)過去最高の13.5%。

都道府県別で見てみると、空き家数の戸数は東京都が81万7200戸ともっとも多く、次いで大阪が67万8,800戸、神奈川県が48万6,700戸、空き家率は山梨県が22%ともっとも高く、次いで長野県が19.8%、和歌山県が18.1%となっています。

空き家は高齢化や人口減少の影響を受けて増え続けており、中古住宅の活用が進まず、空き家を取り壊すと税負担が重くなるのも空き家を増加させる原因にもなっています。

空き家は倒壊の危険性や防犯上も不審者の行動を許すことにも繋がるため、治安や防災面からも社会問題化しています。

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参照:長期不在が多い。留守宅の管理もできるホームセキュリティはある?


空き家率、最高の13.5% 13年10月時点で820万戸 – 日本経済新聞

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