見守りサービスで安心!高齢者、シニア向けホームセキュリティ5社比較
※記事内に広告を含む場合があります
近年、少子高齢化が進み、高齢者夫婦だけの世帯やお年寄りの一人暮らしも増えてきました。
ホームセキュリティには、在宅時間が長い高齢者向けに、在宅時の防犯対策や緊急通報機能を充実させたサービスが多くあります。
人気のホームセキュリティ業者5社の高齢者向けのサービスを比較しました。
それぞれ利用できるサービス内容やセキュリティ機器の種類などが異なります。
「離れて暮らす親が心配」「持病持ちなので、万が一の場合不安」という人は、選ぶ際の参考にしてみて下さい。
▼関連記事はこちらで読めます▼
– 人気のホームセキュリティ比較ランキングTop5
– 良く分かるSECOM(セコム)とALSOK(アルソック)の料金比較
– セコムやアルソックのステッカーやシールだけを貼るのは問題?
※金額・手数料表記はすべて税込です。
ALSOK(アルソック)
アルソックの「HOME ALSOK みまもりサポート」は、高齢者向けの緊急通報、相談サービスです。
ALSOKホームセキュリティよりも、緊急通報や高齢者向けの内容に特化しており、離れて暮らす家族の「もしも」の事態に備えます。
ホームコントローラーは、高齢者でも使いやすいように、文字やボタンが大きくシンプルなデザインです。音声ガイダンスや警報音も聞き取りやすくなっています。
コントローラーは電話線をモジュラージャックに、電源プラグをコンセントに差しこむだけで設置が終わります。コントローラーは壁に設置するだけでなく、床やテーブルに置いて使えるので、壁を傷付けることもありません。
アルソックには、月額費用だけのゼロスタートプランがあるので、少ない費用負担で始めることができます。
みまもりサポートの特徴は、オプションが豊富なことです。ちょっとした心配事、不安に感じることは人それぞれです。
ペンダント型緊急ボタンや火災感知、家族へのみまもり情報提供サービス、ライフリズム監視サービス、スピード駆けつけなど、必要なことを必要なだけ、オプションで付けることができます。
基本サービス
【緊急】
ALSOKガードセンサーに通報するボタンです。
体調が悪くなった場合や、ケガをしたとき、緊急ボタンを押すだけで、近くの待機所にいるALSOKのガードマンが自宅まで駆けつけてくれます。状況に応じて、救急車や消防車の手配も行ないます。
【相談】
ALSOKヘルスケアセンターに繋がり、健康や介護に関する相談に応じてくれます。
24時間、フリーダイヤル。
「健康・介護に関する相談をしたい」「医療機関や介護施設の情報が知りたい」「介護福祉関連の施設へ取り次いで欲しい」などの相談、質問に応じています。
また電話を繋ぐ先をALSOKヘルスケアセンターではなく、離れて暮らす家族の電話に設定も可能です(別途、電話代が必要)。
【緊急情報登録】
持病やかかりつけの病院などの情報を登録できます。
救急車による搬送が必要になったときは、登録された情報を緊急隊員に引き継いでくれるので、より的確な処置が可能です。
オプション
ALSOKでは基本サービス以外にも、離れて暮らす家族にとって安心なオプションサービスも充実しています。
【見守り情報配信サービス】
部屋内に人の動きを感知するセンターを設置して、見守る方(家族など)に状況をメールで知らせます。
設定した時間ごとにメールを配信する「定期連絡」と、異常があったときだけメールを配信する「異常感知」の2種類の見守りスタイルが選べます。
【ライフリズム監視サービス】
部屋内に人感センサーを設置。
一定期間、トイレのドアが開閉しなかった場合(日常的に使うトイレの利用がない=異常発生の可能性あり)、自動的にALSOKに通知されて、ガードマンが出動して安全を確認します。
【ペンダント型 緊急ボタン】
室内専用のペンダント型緊急ボタンです。
首から下げて持ち歩けるので、コントローラーが手近にないときに何かあっても安心です。
【火災監視・ガス漏れ監視】
キッチンや天井にセンサーを設置して、火災や煙、ガス漏れを感知するとALSOKが駆けつけます。
SECOM(セコム)
セコムのシニア・高齢者向けサービスは、基本サービスにプラスしたオプションサービスで取り扱っています。
ALSOKの高齢者向けサービスは、空き巣や侵入者に関する防犯対策が弱いのですが、セコムでは各種センサーで室内を警戒します。異常をセンサーが検知すると自動的にセコムに通報されるので、在宅時だけでなく外出の際も安心です。
またセコムは補償制度が標準装備。品物に応じて盗難保険金が下りたり、建物が損害されたときは修復費用見舞金として最大100万円まで補償してくれたりします。
基本サービス
- 外出時の防犯
- 在宅時の防犯
- 火災管理
- 非常通報
オプションサービス
セコムは防犯だけでなく、オプションサービスでは健康の「安心・安全」も提供しています。
【セコム・マイドクタープラス】
セコム・マイドクタープラスの上に付いたストラップを引っ張ると、セコムが駆けつけてくれます。看護師と話せたり、介護サービス事業者に繋いだりできます。
【マイドクター】
緊急通報ボタン。
急病やケガをしたときに、ペンダント型のマイドクターを握るだけでセコムに通報、ガードマンが駆けつけてくれます。
【ライフ監視サービス】
廊下やトイレなど、生活動線に設置したセンサーが人の動きを感知して、一定期間、動きを感知できなかった場合は、自動的にセコムに通知されます。
【お元気コールサービス】
セコムから月1回電話をかけ、健康状態や最近の日常生活の様子を伺います。
要望があれば、看護師に健康相談も可能です。
話された内容は指定されたメールアドレスに送信されるので、自分が直接聞かなくても両親の現状が分かります。
【お元気訪問サービス】
ホームセキュリティの利用先に月1回訪問して、健康状態など日常生活の様子を尋ねます。
聞き取った内容は指定のメールアドレスに送られてくるので、最近の様子がわかります。
要望があれば、10分程度の簡単なお手伝いをしてくれるので、自分ではできないような用事を頼むこともできます。
【セコム・メディカルクラブ】
「電話健康相談」「予防医療関連サービス」「医療機関・専門医などの情報提供」の3つのサービスをセコムの利用者に無料(一部有料)で提供しています。
【ガス漏れ感知】
ガス漏れを感知して、ブザーと音声で家族に知らせるとともに、セコムに通知します。
またセコムでは、外出時も安心な持ち歩けるセキュリティ専用端末「ココセコム」もあります。
パソコンや携帯電話から居場所を確認。要請をすればセコムが現場へ駆けつけてくれます。外出時の急な病気や、徘徊癖や認知症の人にも対応できます。
全日警
全日警のホームセキュリティ「ハッピーガード」には、高齢者向けサービスとして「みまもりプラン」が用意されています。
外出防犯、在宅防犯は利用できませんが、日常生活の異常に対処する「セイフティ」で一人暮らしの高齢者の安全をみまもります。
基本サービス
【非常】
身の危険を感じた時や具合が悪くなったときに、非常ボタンを押すと、全日警のビート員(緊急対処員)が駆けつけてくれます。
ライフスタイルや居住環境に合わせて、携帯型の押ボタン、ペンダント式の押しボタン、ワイヤレス操作器の各種非常ボタンを利用できます。
【セイフティ】
窓やドアの開閉を感知するマグネットセンサーや人感センサー(パッシブセンサー)などの各種センサーを各所に配置して、日々の生活を見守ります。
一定期間、居住されている人の動きがセンサーで感知できない場合、全日警に自動通報されます。
たとえば開閉センサーをトイレのドアに取り付けて、一定期間トイレの使用がないと検知されれば、何かあったと判断されてセイフティ信号が全日警に送信されます。
セイフティが利用できるのは、みまもりプランだけです。
オプション
【火災・ガス漏れ】
火災やガス漏れの発生をセンサーが感知、全日警へ自動的に通報されて、緊急対処員が駆けつけて対処してくれます。
関電SOS
関西圏を中心に展開している関電SOS(セキュリティ・オブ・ソサエティ)では、急病やケガなどの緊急時に対応する「救急通報サービス」をオプションで利用できます。
基本サービス
- 非常ボタン
- 警備員の駆けつけ
- 警備状況の遠隔操作
- 携帯電話等へのメール通知(3ヶ所)
- ガラス・ドア鍵取替費用補償
など。
オプション
救急通報サービス用SOS救急ボタンはオプションなので料金とは別途に、買取プランは初期費用14,300円、レンタルプランは月々330円かかります。
【救急通報サービス】
室内で急病やケガなどの緊急時に、SOS救急ボタンを押すだけで、即座に関電SOSに通知、緊急対処員が駆けつけます。必要に応じて119番通報も行ないます。
SOS救急ボタンはケータイ程度の持ち運び可能なサイズなので、家の中であれば場所問わず利用できます。
SOS救急ボタンが押されると、コントローラーから警報音が鳴るので、同居している家族にもいち早く知らせることができます。
また離れて暮らしていても、SOS救急ボタンが押されたことをメールで知らせてくれるので安心です。
【救急情報カード】
かかりつけの病院、既往症、常用している薬、血液型などの情報を記入したカードです。
救急車を呼ぶ事態になったとき、救急情報カードがあることで警備員が救急隊にスムーズに情報の提供ができるので、より適切で迅速な救急対応が可能になります。
東急セキュリティ
東急グループの警備会社東急セキュリティでは、東急沿線の東京・神奈川に限定された地域密着型のセキュリティサービスを行なっています。
東急セキュリティでは、高齢者向けのセキュリティとして「シニア見守りサービス」を取り扱っています。地域密着型らしい細かいサービスが利用できます。
基本サービス
【緊急通報サービス】
緊急ペンダントを軽く握るだけで東急セキュリティへ通報。
警備員が駆けつけて、応急手当や救急車の手配を行ないます。
緊急ペンダントは生活防水なので、お風呂場でも利用できます。
【安否確認サービス】
一定期間、人の動きを人感センサーが感知できなかった場合、異常発生と通知されて警備員が自宅に駆けつけます。
センサーは人の体温に反応するので、防犯カメラも必要なくプライバシーも保たれます。
【健康相談サービス】
生活相談ダイヤル……保健師、看護師などの専門資格をもつ相談員が、電話で健康相談や病院の検索、介護に関する相談に乗ります。24時間年中無休、電話料は無料。
セカンドオピニオン……主治医以外の医師に現在の治療法や今後の方針について意見を聞けます。
【生活支援サービス】
東急グループや地域密着の企業と連携して、家事サポート、バリアフリーリフォーム、住み替えに関する相談、高齢者施設の紹介など、困り事の解決をお手伝いしてくれます。
オプションサービス
【救急医療情報ノート】
既往歴や緊急連絡先などが書かれたノートです。
指定場所で保管、緊急時に警備員から救急隊員や警察関係者へ渡します。
【緊急搬送持ち出しバッグ】
「救急搬送後、着替えやお金がなくて困った」という声を受けて、入院や帰宅に必要なものを入れたバッグです。
救急車による緊急搬送時に、警備員から救急隊員へ引き渡します。
【ご家族お知らせメール】
利用者が緊急ペンダントを握ったとき、登録されたメールアドレスに通知が行きます。
「緊急時にすぐ駆けつけたい」「救急車の搬送が必要な場合は付き添いたい」というときに、タイムラグなく駆けつけられます。
【ご家族からの出動依頼】
「家にいるはずなのに、電話に出ない。自分の代わりに確かめて欲しい」という場合、警備員が現場に駆けつけて安否の確認を行ないます。
資料請求は一括申し込みが便利
高齢者の見守りサービスを選ぶ時は「複数の業者を比較する」のがもっとも大切です。
セキュリティ機器の内容、月々の料金、自宅と待機所からの距離などは、業者ごとに大きく異なります。
そのため、導入を検討する家庭では、複数の業者に見積もりや相談を行なってから、予算や希望に合う所を選んでいます。
ズバットホームセキュリティの無料資料一括請求では、各業者の資料を一括で請求できます。
運営のウェブクルーは「保険見直し本舗」などを手がける株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングのグループ企業で、個人情報を含めて情報のセキュリティ管理も安心できます。
「在宅が多い高齢の親や祖父母の安否が心配だけど、何からはじめてよいかわからない……」という人は、まずは「資料請求」から行なってみてください。
実際にセキュリティの導入には至らなくても、考えるよいヒントになると思います。
※こちらの記事はPR記事となります