ツイッターを使った空き巣も登場! SNS時代の4つの防犯対策
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TwitterやFacebook、LINEなどのSNSでは文字だけの呟き以外にも、写真が投稿できたり、自分の居場所を知らせたりするサービスがあります。
そのサービスを悪用した空き巣被害が実際に何件も起こっているようです。
個人情報を書いてしまいがちなSNSを使う上で、気を付けたいポイントを4つ紹介します。
今日の予定は書き込まない
「今日は○○へ行く」「今日から一週間海外出張」など書いてしまうと、留守の時間帯がすぐに分かってしまい危険です。
特に気を付けたいのが、一人暮らしをしている会社勤めの人。
規則正しく「退社なう」「帰宅なう」など毎日呟いていると、休みの日や、会社から自宅まで何分程度かかるのかが丸分かりです。
また行き先や、今食べているもの、珍しいものを写真に取って、次々とネットに上げてしまうと、ピンポイントで居場所が特定できてしまいます。
居場所を知らせるGPSツールはオフにする
TwitterやFacebookでは、GPS機能を使って自分の居場所を知らせる機能があります。
常時オンにしていると、行動範囲から自宅がある地域が絞り込めます。
顔出しの写真をプロフィールに使っていれば「19時頃に○○○を利用しているプロフィール画像と似た人物」を探り当てることも、無理な話ではありません。
見付けた人物の後に付いて行って、部屋を確認。
SNSを見て留守の時間を狙って空き巣に入ることは、そう難しくありません。
GPS機能は設定からオフにできるので、むやみに位置情報を周りに知らせないようにしましょう。
部屋の全体写真、高級品はUPしない
「部屋晒し」として、自分の部屋の写真を上げる人は結構多いのですが、これも危険な行為です。
部屋全体の写真だと金目の物(パソコンや楽器など)がありそうか、部屋の作りがどうなのか、ひと目で分かってしまいます。空き巣や泥棒の下見の手助けをしている行為とも言えますね。
フィギアや模型、美術品などコレクションの写真なら良いのかと言えば、やや微妙な所ですがプレミア価格の付いたものは、狙われる可能性も高いので避けた方が無難です。
コレクション品以外にも、購入した時計、かばん、アクセサリーなどのブランド品の写真を上げる人もいるのですが「高価なものなので、盗んで下さい」と言ってるも同じです。
実際にTwitterで「自分へのご褒美で買っちゃった」で検索すると、高級そうな時計や財布な写真を上げている女性が多くいました。
誰が見ているか分からないSNSで高級品を見せびらかすのは、リスクが高いことを知っておいて下さい。
ネットリテラシーはしっかり持つこと
「SNSは知っている人同士で繋がっているだけで、何も知らない他人がわざわざ住所まで割り出して、空き巣に入る訳がない」と思いがちです。
しかしながら空き巣は「見知らぬ誰か」だけが犯人ではありません。知人や仕事で付き合いのある人の場合も少なくないのが現状です。
誰でも見られる公衆の場で、自分の情報を発信していることを理解してからSNSを利用するようにしましょう。それが犯罪に巻き込まれない為の防止対策にもなります。