空き巣・泥棒被害にあったら行なう6つの対処法
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空き巣、忍び込み、居空きの被害は毎年全国で6万件以上起こっています。
空き巣は10~16時の昼間の時間帯、忍び込みは真夜中、居空きは昼間から夜中にかけて多く発生していますが、被害の9割はどの時間帯に犯行が行なわれたのか不明です。(参考:空き巣・忍込み・居空きが入る3つの時間帯)
いつ、どのタイミングで自分が空き巣や泥棒の被害にあうのか分かりません。
空き巣・泥棒被害にあった時の対処法
実際に自宅が空き巣に入られた時、行なうべき6つの行動をまとめてみました。
盗まれたものをチェックする
普段は滅多に使わなくて、仕舞っていた物も盗難に遭っている可能性があるので、細かくチェックしておくと、後で提出漏れを防げます。
「盗まれてた品物の名前」と、「種類、大きさ、色などの特徴」、「置いてあった場所」、「買った時の値段」を覚えている限りメモしておくと、後で警察に説明したり盗難届を提出する時に役立ちます。
【盗まれやすい定番の品物】
- 現金
- 通帳、印鑑、キャッシュカード
- クレジットカード
- 保険証
- 免許証
- パスポート
- ブランド品
- ゲーム機、パソコンなど高価家電
- 貴金属、アクセサリー、宝石類
警察に110番通報する
空き巣被害にあったことを確認したら、警察へ連絡します。
電話では「空き巣被害にあったこと」「住所と必要ならば建物名と部屋番号」を言って、警察の到着を待ちます。
現場の保存の為、探し物をする以外はあまり物に触れないこと、部屋の片付けなどはしないことが大切です。
警察は被害状況を調べて、無くなった物の確認、指紋や足型を取るなどの作業を行ないます。
紛失届、盗難届を提出する
確実に無くなっているものは、警察に盗難届を提出します。
盗難届に書かれている盗難届受理番号は損害保険の保険請求の時に必要で、後から盗難が原因でトラブルが起きた時の有力な証拠となります。
盗難か紛失したか曖昧なものは、紛失届(遺失届)をしておくと安心です。
届出をした品物が見つかった場合は、届出をした警察署に連絡します。
大家さんや不動産管理会社に連絡する
マンションやアパートの場合は、警察だけではなく、大家さんや不動産管理会社にも忘れずに連絡します。
鍵やキーシリンダーの交換や、窓やドアなどが壊されていた場合の修理は、大家さんや不動産管理会社経由で行なうことが多いです。
銀行やクレジットカード会社に使用停止を言う
盗まれた物に通帳やキャッシュカード、届け印、クレジットカードなどがある場合は、すぐに銀行やクレジットカード会社に電話連絡します。
すぐに通帳やカードでの引き出しをストップしてくれます。
【通帳と届け印は別々に保管しておくこと!】
通帳と届け印(口座開設した時に登録した印鑑)を一緒に盗まれてしまうと、多額の現金を引き出される可能性が高くなり、再発行や改印手続きが非常に面倒です。
届け印と通帳は別々に保管しておくことが大切です。
また通帳の届け印とは違う印鑑を、通帳と一緒に輪ゴムでくくっておくのも一つの手。
家財・盗難保険の確認をする
家財保険や盗難保険に加入している時は、盗難による損害も補償してくれます。
家財・盗難保険は火災保険の一部になっていることが多いので、自分が火災保険に加入しているかどうかを確認しておきましょう。
盗まれたものがバイクや自転車だと、家財・盗難保険の対象になっている場合も多く、購入した時に各メーカーの盗難補償に入っていれば、いくらか補償してもらえることもあります。
セコムのホームセキュリティに加入していると、補償制度が標準装備で付いているので、貴金属や現金、家財道具が盗まれた時は、最大250万円の保険金が下ります。また侵入などで建物が壊された時は、修復費用などを支払ってくれます。
空き巣がいる可能性があるなら外で待機
ドアや窓が空いていたり、ガラスが割られたり、外から異変が分かる場合は、無理に部屋に入ろうとせずに外から警察に110番通報しましょう。
確認の為、部屋に入って運悪く空き巣と鉢合わせしてしまうと最悪です。
空き巣の中には刃物や凶器をもっている人物もいるので、命の危険に晒される可能性が高くなります。
空き巣や泥棒、不審者に中に居る可能性があるなら、外で待機して身の安全を確保することが大切です。