5つのポイントで見るホームセキュリティの選び方
全国各地の警備会社がホームセキュリティサービスを行なっていますが、何を基準に選ぶのが良いのでしょうか?
もちろん、知名度や料金も気になりますが、それ以外にも重視したい所が様々にあります。
ホームセキュリティの選び方を5つのポイントで紹介します。
ホームセキュリティの選び方
- 緊急出動時間が短い
- 出動料金は有料or無料?
- 在宅と不在、どちらの防犯を優先するか?
- セキュリティ機器の種類と使いやすさ
- 複数に見積もりを出してもらう
緊急出動時間が短い
異常が発生した時、通報を受けた警備員が自宅まで駆けつけてくれますが、その警備員が待機している場所を「緊急発進拠点」や「待機所」と呼びます。
その待機所から自宅までの距離が近いと、その分早く来てくれる訳なので、業者の選び方としては「自宅周辺に待機所があるかどうか?」も一つ大きな判断材料になります。
待機所の場所は防犯上、各社のWebサイトを見ても書かれていませんが、見積もりの際でも聞いてみると教えてくれると思います。
ちなみにSECOM(セコム)の緊急発進拠点は全国約2,830ヶ所、ALSOK(アルソック)は全国約2,400ヶ所です。
また東急沿線を対象にした東急セキュリティのように、地域密着型の警備会社だと待機所と自宅の距離が近いことが多いです。
関連ページ:ホームセキュリティの待機所はどこ?自宅まで到着時間は何分かかる?
出動料金は有料or無料?
意外と見落としがちなのが、警備員の出動料金です。
異常が発生した時「自分で対処するか、警備員を呼ぶか」選べるプランに加入している場合なら、たいていは一回の出動ごとに料金が発生します。
例えばセントラル警備保障の「要請出動プラン」が典型的です。このプランだと一回5,250円の別料金がかかります。その代わり毎回必ず警備員が駆けつけてくれる所よりも、月額料金がかなり安くなっています。
ソフトバンクのみまもりホームセキュリティは基本的に警備員の出動はありませんが、セントラル警備保障に出動要請ができる「CSPみまもりアシスト」のサービスも行なっています。
セコムやアルソックは、月額料金に出動料金も含まれているので、月に何回来てもらっても原則は無料です。
出動料金の有料と無料、どちらともメリット・デメリットがあるので、自分の家庭に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
在宅と不在、どちらの防犯を優先するか?
ホームセキュリティでは「外出時のみ警戒」と「外出・在宅時とも警戒」でプランが分かれている場合があります。
在宅警戒モードは、窓の閉め忘れがあった時は音で知らせてくれたり、就寝前に人がいない1階部分だけにセキュリティができたりします。
空き巣や泥棒は家に誰もいない時に入ってくるイメージがありますが、在宅中でも被害にあうケースがが年々増えています。いわゆる「居空き」と呼ばれる泥棒行為です。夜寝静まった時に侵入する「忍び込み」も良く聞きます。
在宅時のセキュリティも万全にしたいなら、多少値段は高くなりますが、在宅時も利用できるプランを選んだ方が安心です。
セキュリティ機器の種類と使いやすさ
会社やプランによって、セキュリティ機器の種類は結構違ってきます。
特に通報機能があるホームコントローラー(送信機)は、壁に備え付けるタイプ以外に、持ち運びが可能だったり、手のひらサイズのコンパクトなものだったりと様々です。
家庭によって何が使い勝手が良いのかは変わってくると思うので、実際に触って体験してみるのが一番分かりやすいです。SECOMでは全国各地にあるセコムショップではセコムの防犯商品を体験できます。
プランの選び方によっては、ドアや窓に取り付ける開閉センサーや火災探知機などがオプションサービス(有料)に入っている場合もあるので、最初に思っていた以上の料金がかかるかもしれません。
複数に見積もりを出してもらう
ホームセキュリティの選び方で大切なのは、一つの会社で即決するのではなく、複数の会社で見積もりを出してもらうことです。
交渉次第では、料金プランや初期費用が値下げできるかもしれません。
特に料金プランを高めに設定している所だと「他の所では同じ内容で●●●円安かったのですが」と言うと、その差額分安くしてくれる場合もあります。
一度導入すると、長期間(契約期間は5年が多い)利用する必要があるので、納得がいくものを選びたい所です。
ズバットホームセキュリティでは、複数の警備会社の資料請求が一括でできます。