5つのポイントで見るホームセキュリティの選び方
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全国各地の警備会社がホームセキュリティサービスを行なっていますが、何を基準に選ぶのがよいのでしょうか?
もちろん、知名度や料金も気になりますが、それ以外にも重視したいところがいろいろとあります。
ホームセキュリティの選び方を5つのポイントで紹介します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
ホームセキュリティの選び方
- 緊急出動時間が短い
- 出動料金は有料or無料?
- 在宅と不在、どちらの防犯を優先するか?
- セキュリティ機器の種類と使いやすさ
- 複数に見積もりを出してもらう
緊急出動時間が短い
異常が発生したとき、通報を受けた警備員が自宅まで駆けつけてくれますが、その警備員が待機している場所を「緊急発進拠点」や「待機所」と呼びます。
その待機所から自宅までの距離が近いと、そのぶん早く来てくれるわけなので、業者の選び方としては「自宅周辺に待機所があるかどうか?」も一つの大きな判断材料になります。
待機所の場所は防犯上、各社のWebサイトを見ても書かれていませんが、見積もりの際でも聞いてみると教えてくれると思います。
ちなみにSECOM(セコム)の緊急発進拠点は全国約2,600ヵ所(2022年9月30日時点)、ALSOK(アルソック)は全国約2,400ヶ所です。
また東急沿線を対象にした東急セキュリティのように、地域密着型の警備会社だと待機所と自宅の距離が近いことが多いです。
関連ページ:ホームセキュリティの待機所はどこ?自宅まで到着時間は何分かかる?
出動料金は有料or無料?
意外と見落としがちなのが、警備員の出動料金です。
異常が発生したとき「自分で対処するか、警備員を呼ぶか」選べるプランに加入している場合なら、たいていは一回の出動ごとに料金が発生します。
たとえばセントラル警備保障のパトロール員の要請出動サービスが典型的です。有料オプションで一回5,500円~の別料金がかかります。
セコムやアルソックは、月額料金に出動料金も含まれているので、月に何回来てもらっても原則は無料です。
出動料金の有料と無料、どちらともメリット・デメリットがあるので、自分の家庭に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
在宅と不在、どちらの防犯を優先するか?
ホームセキュリティでは「外出時のみ警戒」と「外出・在宅時とも警戒」でプランが分かれている場合があります。
在宅警戒モードは、窓の閉め忘れがあったときは音で知らせてくれたり、就寝前に人がいない1階部分だけにセキュリティができたりします。
空き巣や泥棒は家に誰もいないときに入ってくるイメージがありますが、在宅中でも被害にあうケースが年々増えています。いわゆる「居空き」と呼ばれる泥棒行為です。夜寝静まったときに侵入する「忍び込み」もよく聞きます。
在宅時のセキュリティも万全にしたいなら、多少値段は高くなりますが、在宅時も利用できるプランを選んだ方が安心です。
セキュリティ機器の種類と使いやすさ
会社やプランによって、セキュリティ機器の種類は結構違ってきます。
特に通報機能があるホームコントローラー(送信機)は、壁に備え付けるタイプ以外に、持ち運びが可能だったり、手のひらサイズのコンパクトなものだったりとさまざまです。
家庭によって何が使い勝手がよいのかは変わってくると思うので、実際に触って体験してみるのが一番分かりやすいです。SECOMでは全国各地にあるセコムショップではセコムの防犯商品を体験できます。
プランの選び方によっては、ドアや窓に取り付ける開閉センサーや火災探知機などがオプションサービス(有料)に入っている場合もあるので、最初に思っていた以上の料金がかかるかもしれません。
複数に見積もりを出してもらう
ホームセキュリティの選び方で大切なのは、一つの会社で即決するのではなく、複数の会社で見積もりを出してもらうことです。
交渉次第では、料金プランや初期費用が値下げできるかもしれません。
特に料金プランを高めに設定している会社だと「他のところでは同じ内容で●●●円安かったのですが」と言うと、その差額分安くしてくれる場合もあります。
一度導入すると、長期間(契約期間は5年が多い)利用する必要があるので、納得がいくものを選びたいところです。
ズバットホームセキュリティでは、複数の警備会社の資料請求が一括でできます。